昇段審査の前に〜極真会館増田道場生へ
【極真会館増田道場生へ】 以下にYouTubeチャンネルにアップした映像と添え書きを載せた。明日の昇段審査を前に、極真会館増田道場の黒帯に急ぎ伝えたく、本ブログに掲載した。 明日は緊急事態宣言発令化での昇段審査である。無事に終えられることを祈りたい。また細心の注意をもって臨みたい。 【YouTubeチャンネルの添え書きより】...
View Article心の外に刀無し〜親愛なる道場生へ
良い審査会だった。皆の成長が見られた。秋吉師範代に感謝したい。いつもありがとう。閉会の総評で、嬉しさのあまりに正直な思いを吐露してしまった、60歳近くにになっても、高校生の頃のままだと、自分の青臭さが恥ずかしい…。...
View Article独言〜戦い(組手)の理法 2021年2月26日
私は組手稽古を行う際、これまでの経験、研究の中から導き出した、戦い(組手)の理法(原理・原則)を活用している。否、私にとって組手稽古は原理・原則通りに動く事,、かつ原理・原則を見つけ出す事である。また原理・原則を検証する作業でもある。...
View Article道場生の皆さんへ〜組手稽古における原則について
【間と制空域(制空領域)】 極真会館増田道場の修練で最も重要なことは試合修練です。ただし、試合を単なる競い合い、出鱈目に行うことはしません。あくまで試合は、空手の基本修練と応用修練を車の両輪のごとく機能させ、武道の本義である、相手攻撃を防ぐ技能と相手に攻撃する技能の体得を目的とします。そして、その修練を人間修行に転じることが極真会館増田道場の空手武道です。...
View Articleわずか3手先を読むだけ〜拓心武道論 その1
わずか3手先を読むだけ〜拓心武道論 その1拓心武道メソッドに関する小論をかいた。重要点はその2だ。まずは序文として…。 【組手は相手と対話するように】...
View Article空手についての評論
たっぷりと睡眠をとった。そして、いつものことだが、偉そうに憎まれ口を叩いてしまった。だが、このまま行く。ほんの僅かだと想像するが、理解する人間がいると信じているから。2021/5/2 この評論はマイルドに遂行してから掲載しようかと思ったが、体調が悪くなってきたので、とりあえず、私のサイトに興味を持っている人だけに公開しておこうと思う。そして少し休みたい。2021/5/1 【空手についての評論】...
View Article生きるために
自分の非力が悲しい。少々心身が疲弊しているので詩が湧き上がった。それは私の人生に対する祈りであり、鎮魂のためだ。私の拙詩の後に私が幼少の頃、好きだった高村光太郎の詩を掲載した。高村が生きた時代とは100年近くの隔たりがあるが、人間の姿は変わっていないようにも思える。かなり疲れている私の現在の心境を試作によって吐露しておく。2021/5/2 生きるために...
View Articleデジタル空手武道通信 第48号編集後記より
デジタル空手武道通信 第48号編集後記より「初心不可忘(しょしんわするべからず )」 先日、8名の昇段者に昇段認定証書を授与した。 その授与式において、私には感じるところがあった。まずは、物事に継続して取り組み、節目を持つことは人生経験として重要だということ。また、そのような経験に取り組む姿は「美しい」ということであった。...
View Article伝え方
伝え方 月日が経つのも早いもので、今年から始めた、月1回、開催する月例試合も6回目を終えた。参加する人達には敬意と感謝だ。だが、高い理想を追い求める私は、イメージが伝わっていないという焦燥感に襲われる。もちろん、なるべ、良いところ、良くなったところを見つけ、そこ部分を称える様にはしている。だが、どうしてもイメージが伝わっているとは思えない。...
View Article初心忘るべからず
初心忘るべからず 【老年期こそ】 6月の大半、ぎっくり腰で稽古ができなかった。日記を見てみると、昨年の6月にもぎっくり腰になったようだ。5、6月は季節の変わり目、身体に支障をきたしやすい季節なのかもしれない。その間、コルセットを巻きつつ、休み休み、PCに向かい、教本作りを行っていた。腰を休ませる際は、読書をした(若い頃から読んでいる世阿弥に関する本を、新たに数冊読んだ)。...
View Article素人と同じ
以下は、私の道場のデジタル教本サイトに掲載したある、私の学科審査に対する考え方である。だが、これまでは学科審査は実施したり、実施しなかったたりであった。審査時間の関係や審査方法に良いアイディアがなかったからである。それを大変に恥ずかしいことだと思っている。しかし、サイトを使うことで、時間をかけずに学科(理論的なこと)の審査ができるようにした。...
View Articleサムライ柔道とオリンピック柔道の戦い
このたびの大雨による被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。 サムライ柔道とオリンピック柔道の戦い 【オリンピックにふさわしいスポーツ(競技)】...
View Article第9回 月例試合を終えて〜卓球のトップ選手のような…
第9回 月例試合を終えて 緊急事態宣言下、9回目の月例試合を終えた。今回は、コロナウィルス感染者の増加と猛暑の影響で参加者は少なかった。だが、昇段の組手実績を積みたい参加者もいることから、月例試合を実施した。もちろん、喚起、消毒、マスク着用、無観客、定員制、密集を避ける、などなど、感染対策には万全を期した。...
View Articleテニスプレーヤーに触発され〜機先を制する原則と3つの先(プラス先々の先)の実践
私は、パラリンピックのテニス、また現在行われている全米オープンテニス選手権におけるテニスプレーヤーに触発され続けている。そして、溢れ出した情熱で拓心武術の修練体系の研究と理論をまとめている。 拓心武術とは、私の考える空手武道修練法(拓心武道メソッド)の核となる理論と技術体系、そして修練法に対し命名したものである。その完成には数年を要するだろう。身体が壊れないこと、そして命が続いて欲しい。...
View Article勝つため・負けないための戦術・戦略はあるか?〜「囮技を活かし、陰(かげ)を動かす」
「囮技を活かし、陰(かげ)を動かす」 拓心武術の戦術理論 【宮本武蔵の五輪書】 我が国には古の武人が残した兵法書と言われるものがある。その中でも宮本武蔵が残したとされる(新説がある)五輪書は現代を生きる武道人にも示唆に富む書物だ、と私は思っている。...
View Article「打つということ」〜打つと当たるということ(拓心武術理論)
「打つということ」〜打つと当たるということ(拓心武術理論) 【TS方式の試合を行えば、必ず一人ひとりの可能性を開拓する能力が向上する】 拓心武術とは、私が極真空手を基盤に様々な武術、格闘技を取り入れ編集した武道修練法である。その内容は、打撃技の活用を主とする拳術、組技や逆技の活用を主とする柔術、その他、小武器を活用、かつ対応する無刀術に分けられる。...
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