型とは何か?2018年12月15日版
【型とは何か?2018年12月15日版】 型とは何か?私は、空手道の型のみならず、各種武道の型について、その本質を考えてきた。そのために武道のみならず、茶道や芸道の型についての論文も読むこともあった。つまり、私の考える型とは、人間が創出してきた、文化創出と継承という営みに内在する「型」という概念(コード)および、手段としての「型」という視点が含意されている。...
View ArticleIBMA極真会館空手道の修練〜団体方針2019
IBMA極真会館空手道の修練〜団体方針2019 新年を迎え、あらためてIBMA極真会館の団体方針を述べたいと思います。 【「基本(修練)」「型(修練)」「組手(修練)」の稽古】...
View Article政治家の資質
政治家の資質 水泳の池井選手が白血病に罹患しているとの報道に驚いている。最初、「えっ」と驚きの声をあげてしまった。自宅だったので、素直な反応が出てしまったのだろう。その後すぐに、若いのに気の毒だと、熱いものがこみ上げてくるのを抑えた。 「なんて理不尽な」と私が続けると。すぐに家内から、白血病といっても、現在の医学では不治の病では無いと聞かされた。...
View Articleデジタル空手武道通信 第27号 編集後記
11日に上級者と有段者対象の特別稽古を実施した。 北海道と石川県からの参加もあった。私は、楽しい空手修練を目指しているのが、受け手によっては、厳しいものと受け取られているかもしれない。特に、私の指摘が受け手にとっては難解で、楽しくないものかもしれないと、いつも反省する。...
View ArticleIBMA極真会館の道場生へ〜TS方式の組手法について(上級、有段者稽古を終えて)
TS方式の組手法について〜上級、有段者稽古を終えて 2月11日(月)、連休の最終日、今年2回目の上級、有段者稽古を行った。...
View Article増田 章の言う「武道人」とは
増田 章の言う「武道人」とは〜フリースタイル空手プロジェクトの転化 最近、親しい友人から、「僕は〇〇家と安易に名乗る人間は好きではない」というようなことを聞いた。彼は、〇〇家というなら、その〇〇という業界(家族)全体のことを考えるべきだと続けた。私は「その通りだ」と応えた。 確かに、格闘家、武道家、空手家、〇〇家と、最近は自ら呼称する人が多いようだ。もちろん、人がそのように呼ぶ場合もある。...
View Articleイチロー選手と「無用の用」
イチロー選手と「無用の用」 先日、イチロー選手の引退会見をTVで見た。実は私はイチロー選手のファンである。彼の物腰は、私が幼い頃、映画やテレビのヒーローから得た、ロールモデルと合致する。また、野球人としての彼の生き方からは、実に多くのことを学んだ。 だが、十数年前、知人を介して話をした、スポーツのメディア関係者から聞こえてくるイチローの評価は、よくないものもあった。...
View Article世界最高の空手道を 〜 利他により自利を得る理法
IBMA極真会館増田道場は府中、八王子のゴールドジムで道場を開設しています。この度、「ゴールドジムV10ののいち」が新規オープンするにあたり、増田道場を開設する運びになりました。 「ゴールドジムV10ののいち」は、日本最大級の総合スポーツジムです。...
View Article拓心武道の礼法について〜礼論
拓心武道の礼法について〜礼論 /TakuShinBudo哲学 【極真式の礼法】 極真空手には極真式の礼法として、座礼、そして立礼としての十字礼がある。その特徴を簡単に述べれば、日本における礼は開手で行われるが極真式は閉手(拳)で行われる点だ。また十字礼は胸の前あたりで両腕を一旦十字にし、その腕を下におろす形となっている。...
View Article夢を信じる〜「令和」版
夢を信じる〜「令和」版 「夢を信じる」私が極真空手の選手だった頃に心に浮かんだ言葉である。 「世界一になる」と公言してはばからなかった10代後半から20代頭の頃、生意気なやつだと、言われていたに違いない。...
View Article増田式空手メソッド
以下の「増田 章より」は、IBMA極真会館増田道場の交流試合に向けたメッセージだ。6月の交流試合から新しい武道スポーツに再挑戦する。この武道スポーツはフリースタイル空手プロジェクトの改訂版だ。競技名をヒッティング(Hitting)と名付けた。...
View Article合宿の夜
4月29、30、5月1日と山梨で合宿を行った。道場生対象の合宿ではない。研究と教本作りのための合宿である。その合宿は、秋吉への指導と黒帯指導員への指導と映像テキストの制作が主な目的であった。二泊三日で17時間ほど指導しただろうか。...
View Article日本について〜令和元年の憲法記念日に
【日本の社会システム】 憲法記念日の今日、新書を1冊、斜め読みし、大仰なことを考えた。本日の午前中、テレビでは、政治家の憲法論議が行われていた。それを見ながら、政治家の前提に疑念を持った。私の前提は、日本は立憲民主主義の国ではない。我が国(日本)の文化的基盤(思想的基盤)は立憲君主制によって形作られている、ということだ(立憲君主制に議会民主制を付加している)。...
View Article心眼を開く組手
心眼を開く組手 先月の18日と今月の2日、組手講習会を実施した。これは空手においては最後の挑戦となるかもしれない。その挑戦とは、技術を磨き技能を高めることを目的とする、新しいソフトウェアの様な増田式空手メソッド(拓心武道メソッド)の普及である。その手始めとして、わが道場の黒帯と上級者に伝えるための講習会を実施した。まずは、私の組手に対する考え方を自分の道場生に伝えておきたいと思っているからだ。...
View Article恩人・永江輝代氏と〜ウェイトトレーニングは哲学である
「恩人・永江輝代氏と〜ウェイトトレーニングは哲学である」 私の金沢の恩人の一人永江輝代氏の御宅を訪ねた。アメリカ在住のお嬢様、美樹、牧子両氏が息子と帰国されていると、ご招待を受けたのだ。 そこで思いもかけぬ話を伺った。話は極真会館石川支部が金沢にできた当初の話から始まり、ウェイトトレーニングは哲学であるとの話、教育や美についてなどなどに及んだ。...
View Articleレスリング観戦は楽しかった〜レスリング全日本選抜 2019年
新しい武道スポーツ競技の競技規定 新しい武道スポーツ競技の競技規定に細かい修正を加えた。メジャースポーツを目指すようなものではないが、極真空手道を補完する役割、また生涯スポーツ、生涯武道として人と社会に有益なものになると思っている。その名称を最終的に「ヒッティング」とした。今後、理念と武道人精神を理解し、それを一緒に具現化しようと思ってくれる人達には仲間に加わってもらいたい。...
View Article日誌/6月22日
日誌/6月22日 ここ10日間ほど、TS方式空手武道競技規程を改訂することや昇級審査の審査項目の改訂など、仕事に夢中になっていた。また、新たな決断の発表の準備をしていた。そのことは次回のブログに掲載したい。...
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