私の好きな本〜6月11日、朝刊の読書欄から
今日の朝刊(朝日)に井筒俊彦氏の「意識と本質」という本に関する記事があった。寄稿者は社会学者の大澤真幸氏である。 私はこの記事に嬉しくなった。実は、この本は出張にどの本を持って行こうかと、私が悩む時、必ず持ち歩く本だからだ。 さて、その辺を以下に詳しく書きたい。...
View Article言葉で自己を鼓舞する
2017年7月15日 デジタル空手武道通信を始めた。教本作りとその資金を集めることが目的である。これで、難しい増田カラテを教える準備が整った。これまでの教え方は、中途半端すぎた。これからは、もっとストレートに哲学を教えたい。そう言うと、初めからクエスチョンマークが出るに違いない。しかし、冒頭に言っておきたい、増田カラテは哲学だと。 しかし、デジタルカラテ武道通信に至るまで、かなりの時間を要した。...
View Article生きるということの芸術家
【生きるということの芸術家】 『我々は自然の恵みによって人間たる以上誰でも芸術家たることを許されている。芸術家といっても画家とか彫刻家、音楽家、詩人という特殊な芸術家を言うのではない。“生きるということの芸術家”なのである』 「禅と精神分析」小堀宗柏・訳/「鈴木大拙全集(増補新版第28巻232ページより引用)...
View Article心構えとも言える要素を技量に優先させたい
この内容は、私の主宰する空手道場のお知らせに掲載したものです。 心構えとでも言える要素を技量に優先させたい〜研究科生の募集を締め切りました 8月2日(水)、IBMA極真会館・研究科生の募集を締め切りました。応募された皆さん、ありがとうございます。...
View Articleより深く、より高く〜私の空手道修行の目的
より深く、より高く〜私の空手道修行の目的デジタル教本は、空手道の第一歩を踏み出した人のために作成(製作)しているのではありません。もちろん、空手道の初心者が活用すれば、絶大な効果があると思っています。このような言い方を選ぶと、人に誤解を与えるかもしれません。それでも、あえて誤解を恐れずにお伝えします。...
View Article「観る力」について考える
【「観る力」について考える】我が国の伝統的言葉に「面授」というものがある。面授とは、仏教用語で「文章などで広く教えるものではない重要な教えを、師から弟子へと直接伝授すること」コトバンクには、そう書かれている。...
View Article自分(増田)に言う〜ある日の内省より
自分(増田・お前)に言う〜ある日の内省より 自分が恥ずかしい…。たまに道場生の空手の下手さを嘆くことがあるが、それよりも自分の説明の仕方の下手さの方が嘆くべきことであった。そのことに気がついた今、自分が恥ずかしい。そして、穴の中でも入りたいような気持ちの中、静かに自分に言い聞かせている。...
View Articleこんなんで終わってたまるか
こんなんで終わってたまるか 実は数日前から腰痛がひどく、椅子に長時間座っていられない。膝の痺れで歩行がヨロヨロとする。金曜日にMRIを撮ると、ヘルニアだった。しかも2箇所ある。1箇所は過去の腰痛の原因だったもので、もう一箇所のヘルニアは膝にまで影響する箇所のようだ。また、今回発見されたところは、かなり大きなヘルニアだった。...
View Article型と自由〜増田章の「求道的武道論」…「求道為生楽」
型と自由〜増田章の「求道的武道論」…「求道為生楽」 武道とは何か?武道とは何か?巷には諸論が溢れてはいるが、「その多くが正鵠を射ていない」と私は考えている。武道について学術的に論文を書きたいと考えているが、文献の収集と読み込みが不十分なことと、研究費がないのでそれを進めることができない。...
View Article武道と武道人〜横綱の暴行事件に対し その2
【武道の現代社会における意義を考える】私は、個と組織のあり方を考察することは、武道の現代社会における意義を考えることにつながると考えている。まずは大相撲の横綱の暴行事件をもう少し見てみたい。...
View Article武道と武道人〜横綱の暴行事件に対し その3
3回にわたり武道と武道人について書いた。これは、横綱の暴行事件でマスコミが喧しいのに触発されて、芸を極める武道家のあり方を考えてのことである。私は武道とそれに関わる人間のあり方の理想を、現時点でこのように考えている。できればその1から3までを通しで読んで欲しい。...
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