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Channel: 増田 章の「身体で考える」〜身体を拓き 心を高める
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武道と武道人〜横綱の暴行事件に対し  その1

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武道と武道人

 

 

大相撲の横綱の暴行事件で世間が喧しい。また、過去にもスポーツ選手などにも不祥事が見られた。

 

集団や場に関わる人が多くなれば、様々なことが起こる可能性が高まるのは当然である。ゆえに、関わる人が多くなった時は、速やかに組織化を行わなければならない。組織化とは、組織の管理体制の構築を機能面と照らし合わせて推進し、かつそれを改善し続けることだと、私は考えている。また、組織化がより高次に遂行されるには、そこに理念と目的が明確になっていなければならない。このことは、人がまとまり(集団)、作り上げる組織のみならず、一人の人間(個人)においても当てはまる。つまり、一人の人間も個々の部分が纏まった組織であり、管理と機能を強化し、かつ改善し続けることが必要である。また、そこに理念と目的が明確になっていた方が、より善い行動・生き方ができると考えている。

 

さて冒頭に、横綱の暴行事件に合わせて、組織について述べた。その理由は、今回の横綱の事件を観て、改めて個人と組織、武道と武道人について考えをまとめたいと思ったからである。補足すると、私はこの横綱の事件を、何らかの利害を共有する、一人の人間(個人)の集合に対応する組織と、一人の人間(個人)に内在する組織的な機能の面から眺めている。そして私の武道論を補足しつつ、個人と集団、組織と個などのテーマで、自分の考えをまとめたい。

 

(続く。かなりエネルギーを要するテーマなので、少しずつ時間を捻出しながら書き、ある程度書き終えたら、それを推敲し纏めたい。ゆえに内容は一旦、思いつくままに書き、その後、修正を加えていく)


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