月曜日の昼、懇意にしていただいている馬淵さんと早稲田大学の留学生のハン君とを、東京駅で引き合わせた。ハン君は、早大極真会に所属している。
馬淵さんは、創業67年、年商200億近く、経常利益3億強の商社の会長である(すみません。記憶力が弱く、確かではありません)。その馬淵さんから、ハン君に会いたいと連絡をいただいた。韓国人留学生のハン君のことを、私のフェイスブックで知ったそうだ。
馬淵さんの会社には、中国や韓国にも支社(?)があるらしい。
おそらく、ハン君が書いた、日本語の感想文(フリースタイル空手の体験感想文)を読んで、その人柄や語学力に惚れ込んだのだろう。
馬淵さんとは、久しぶりにお会いしたが、本当に周りの人の気持ちまでを明るくするような素敵な人だ。ハン君も日本に留学にきて、馬淵さんのような会社経営者に会えたということは、とても貴重な体験になったはずだ。
ハン君は、これから本国(韓国)の大学に戻り、進路を決めるようだ。元々の彼の希望進路は公務員とのこと。おそらく、コリア大学の優秀な学生である、彼の言う公務員というのは、官僚のことだろう。私はずけずけと彼に、「あなたは外交官になり、日本と韓国の架け橋になるような仕事をしたいんだな」と言うと、「仰る通りです」と返してきた。
私は調子に乗り、「それなら、更に勉強をして、外交官になれ」と捲し立てた。
しかし、彼は謙虚で、調子には乗らない。以前、韓国では、競争が激しいのだと言っていたように記憶する。
彼を社員として迎え入れたい、馬淵さんからすれば、私の発言は、KYな発言かもしれないが、私は、彼の価値を最大に高めるためのエールのつもりなのだ。
馬淵さんは、とても懐が深い。大袈裟に言うと、私がこれまであった人間の中でも、トップクラスの懐の深さだ。また、馬淵さんはとても善人に見える。だが、馬淵さんは決して、善人ぶらない。馬淵さんは、ハン君に韓国でまた会おうと、香港へ向かった。
馬淵さん、ありがとうございました。御陰で良い思い出ができました。くれぐれも、お身体にお気をつけ下さい。馬淵さんのことを大好きな人が家族のみならず、世界中に大勢いると思いますので、長生きして下さい。「バカヤロー」「俺はまだ元気だ、大袈裟なこと言うな」とお叱りになると思いますが(笑い)。
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馬淵さん、ありがとうございました!
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