私が心魂を傾けている国際武道人育英会を紹介する、ウェブサイトに修正を加えました。内容は、トップページのメニューを整理したり、挨拶文などの修正です。
未だ、英文の修正等はできていませんし、まだまだ改善の余地があります。
1秒でも速く、より分かり易く、またより多くの方々の支持が得られるよう、頑張らないといけないと思っています。
現在、自分の持ち時間と能力を目一杯使い、ことに当たっています。皆様の考え方とは異なるかもしれません。しかしながら、武道に生涯をかけた人間の感覚です。よろしかったらお目をお通し下さい。
国際武道人育英会の挨拶文
「交流」「理解」「尊敬」
“Communication” “Understanding” “Respect”
国際武道人育英会の前身は、2000年に発足しました。そして、2003年にNPO法人の認証を受け、IBMAこと国際武道人育英会が創設されました。
これまでIBMAは、空手道の競技大会の主催を主な事業としてまいりました。その間、多くの方々のご支援を受けて活動を継続することができました。あらためて感謝の意を述べさせていただきます。有難うございました。
さて、国際武道人育英会ことIBMAは、2011年度から、活動の方針を刷新してまいります。活動の新しいキーワードは、「交流」「理解」「尊敬」です。
その内容は、武道を通じ、人間共通の心と心を交流させ、互いが人間としてより普遍的な部分で理解、共感し合うこと。そして、立場や能力などあらゆる差異を受け入れ、人間として尊敬しあうことを目指すというものです。
現在、我々の住む地球上には、実に多様な人種や言語、文化等々が存在します。私は、その差異を有意義なものとして受けいれながら、やはり人間には普遍的な部分があると実感しています。
私は今、人間の有する普遍性を理解しようとしています。そして、その普遍性を了解し合うならば、社会における対立・闘争のより良い解決法を創出する基礎となるのではないかと考えています。
我々人類は、「安心」や「幸福」への願望から、科学を進歩させ、経済活動を営み、その一方で「暴力」と「自由」という問題を抱え込んでいるのだと、私は思います。
私は今、そのような願望の実現や問題の解決に対し、武道家として、何ができるか考えています。
私の立ち位置は、キーワードで先述した、それらの願望の実現や問題の解決が、社会や集団によってなされる事物と考えると同時に、一人ひとりの行動が生み出す事物だと捉えています。言い換えれば、一人ひとりの心が、願望を実現させ、問題を解決するのだと考えているのです。
武の先達の教えに、「彼を知り己を知れば、百戦殆うからず」というものがあります。その意味は、他者や敵と認識しているものの本質・実態を知ることと同時に自分や自己と認識しているものの本質・実態を知ることが「武」には必要だということだと思います。
私が考える武道の究極の目的とは、敵を打ち負かすことではなく、他者や敵を活かし、かつ自分を活かすことにあると考えています。それが真に「勝つ」ということだと思います。
ゆえに現代における武道の役割は、一人ひとりが他者の心身と共に自己の心身を活かすという思想を育み、それを伝えることだと思っています。
言い換えれば、武道とは、武力のように他者を破壊するための力ではなく、自他を活かしていく力の養成とその道なのです。様々な武道論が存在しますが、私の考える武道とは、そのようなものです。
我々のいう武道人(Budo-Man)とは、上述のような武道を理解し、国家と国家の架け橋となる人間のことです。是非、より多くの空手愛好者、格闘技愛好家の方々の入会をお願い申し上げます。
2014-5-24修正
▶国際武道人育英会サイト
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「交流」「理解」「尊敬」 IBMAの挨拶文の修正
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