闘心会主催、九州空手道選手権大会に参加!!
私の道場で極真空手を修行し、黒帯を取得した藤崎氏が主催する、闘心会主催の空手大会に呼ばれ、参加してきた。
藤崎氏の出身は北九州市の門司である。地元に帰り就職し結婚もして、現在、空手道場「闘心会」を主催している。
その彼から、九州で道場を主催する空手道場主仲間の協力を得て、初めての大会を主催するから、観に来て欲しいとの連絡があった。
私には、先約があり、ギリギリまで迷ったが、大会を観て良かった。
なぜなら、二度と戻ってこない、若い時期・時間を共有した仲間が、今も空手を愛し続けていることが、うれしいからだ。
また、彼の息子(試合にでた)や奥様、道場生やその保護者が力を合わせて頑張っている姿を見て、うれしかった。
さらには、大会には、いろんな流派・道場の先生方や選手が参加していて、その人達が仲良く大会を共有していたのが良かった。また、規模がそれほどでもなく、1面で実施されていたこともよかった。なぜなら、そのような小規模の大会の方が、こころが伝わってくるように思えたからだ。ようするに、初めて会った先生方や、選手達の一生懸命さが伝わってきたのだ。
その中に、25才で自分の流派を興して頑張っている、天道会館、水見館長もいた。若い館長は現役選手でもあるらしい。
また、水見館長のところは、日本式の礼法を採用しているようだ。私の道場も極真式と日本式(剣道、柔道、日本武道の礼法と同じ)の両方を採用している。
私はいつも、頑張っている若者を見ると、とても懐かしいような、うらやましいような、うれしいような・・・、とても不思議な思いがこみ上げて来る。そんな感覚が皆さんにもないだろうか・・・。
藤崎氏曰く、今回参加した他流の先生方は、彼が大会を主催したいと話した時、すぐに協力を申し出てくれたらしい。他人事ではあるが、本当に有り難いことである。そのような人は大切にするべきだ。
今回、藤崎氏に協力してくれた先生方には、これからも藤崎をお願いしますと伝えてきた。
最後に、フルコンタクト空手愛好者の人口は、日本のみならず、世界的にもかなりの数になるに違いない。その愛好者のこころが、本当にひとつになれば、オリンピックだって夢ではないはずだ。しかし、簡単にひとつにならないのが、人のこころである。また、簡単にひとつになることは危険でもある。
しかし、勇気を奮い起こせば、フルコンタクト空手界、否、空手界の大同団結は可能だと思っている。キーワードは「勇気」と「冒険心」だ。
蛇足ながら、北九州市を訪れたのは初めてだ。小倉の食べ物はおいしかった。藤崎氏の高校時代の友人、岡寛氏が経営する、癒猿(ユエン)というところで食事をしたが、満足した。
岡氏は、とてもハンサムな社長で、高校時代、とても女性に人気があったらしい。藤崎氏とは正反対のキャラクターである(失礼、これは冗談・・・)。
また今回、近くに私が敬愛する、作家の是本先生がいらっしゃるので、久しぶりにお会いしたかったが、調整が上手く行かなかった。残念である。
その代わりに、中津の福沢諭吉の生家・記念館や次回のNHK大河ドラマの主役、黒田官兵衛が築城した、中津城を見ることができた。
福沢諭吉は、私が好きな偉人の一人だ。その記念館では、良いインプレッションを頂いた。近いうちに書き記したい。
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闘心会主催、九州空手道選手権大会に参加!!
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