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Channel: 増田 章の「身体で考える」〜身体を拓き 心を高める
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IBMA理事長 増田 章から皆さんへ

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IBMA理事長 増田 章から皆さんへ

【あらゆる格闘技術を試せる新しい試合ルール】
私は5年前から、少数の仲間と共に、空手のみならず、あらゆる格闘技術を試せる新しい試合ルールを模索して参りました。そして、出来上がったものがフリースタイル空手です。

フリースタイル空手の目指すところは、多様な格闘技の特殊性(特異性)を活かすと共に、そこに内在する普遍性を発見することです。言い換えれば、多様な格闘技術を交流させ、多様な武術・格闘技を活かし合い、尊重し合えるようになることです。


【他者と共感し合う感情(こころ)】
さて、いまだ人類には、相互理解の困難や暴力の現出という問題があります。

それらの問題は、自他を客観的に見ることの困難に起因するのではないかと私は考えます。また、自他を区別する意識、さらにテリトリー意識などの影響も考えられます。

他方、人間は、他者と共感し合う感情(こころ)を有していると、私は考えています。

【暴力性(攻撃性)を昇華する手段】
私は、それらの意識や感情の存在を前提に、他者と交流し、理解し合うためのより良い手段を創りたいと考えました。また、人類の意識や感情が生み出す暴力性(攻撃性)を昇華する手段を持ちたいと考えたのです。

その手段がフリースタイル空手という新しい武道、格闘技スポーツなのです。

【明確性、受容性、創造性を生み出すシステム(構造)】
その手段には、世界中の誰もが納得できるような“明確性“が必要だと考えました。また、多様な技術を受け入れ、融合できるような「受容性」が必要だと考えました。更に、受容した事物に対し、新たな技術と価値を創り上げるような“創造性”も必要だと考えました。言い換えれば、「明確性」「受容性」「創造性」を生み出すシステム(構造)が必要だと考えたのです。そのようなシステムを目指すものが、フリースタイル空手です。

我が国の先達のひとりが、そのようなものを武道と命名しました。
また、西欧の先達は、それをスポーツと命名したのではないかと考えています。

異論はあると思いますが、私の眼にはそのように映ります。

【人間性回復の手段、人間教育の一助となること】
私は、東西の先達が目指した理想を融合させた、新しい武道スポーツの誕生を夢見ています。

また、新しい武道スポーツが、21世紀以降を生きる人達の人間性回復の手段、人間教育の一助となることを切願しています。

【2014年2月、東京、代々木にご参集ください】
しかしながら、我々IBMAは非力です。ゆえに、より多くの仲間を求めています。もし、IBMAのフリースタイル空手プロジェクトに賛同頂けるのでしたら、来たる、2014年2月、東京、代々木にご参集ください。そして、このプロジェクトに参加していただきたいと思います。

参加形態は、選手としてのみならず、大会ボランティアスタッフとして、また、大会後には、数日間のフリースタイル空手セミナーを予定しています。
そこでは、フリースタイル空手の審判員の資格や指導者資格認定を行ないたいと思っています。また、IBMAの各地域の代表を任命するための会議をもちたいと考えています。

会議の内容や申込み方法等、詳細については、後日、発表いたします(IBMAへの加入は、随時受け付けています)。

是非、新しい武道スポーツの仲間に加わって下さい。日本でお待ちしています。


$増田章の『身体で考える』


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