東日本大震災から、明日で二年が経つ。
震災当初は行方不明で、亡くなっているのだろうと思っていた、岩手の知人の生存が、最近、わかった。元気で頑張っているらしい。一度、岩手を尋ねたいと思っているのだが、時間が捻出できない(近いうちに必ず実現するつもりだ)。
メデイアからの情報によると、震災復興は、遅々として、進まないというのが現状らしい。実際のところはわからない。
しかし、被災地とのつながりのない私には、メデイアからの情報がすべてだ。
是非、テレビを含めたメデイアの方々には、せめて、毎年3.11の前後には、震災の特集を組んで欲しいと思っている。そうして、震災の事を忘れないようにした方が良いと考えている。
勿論、一部のテレビは、しっかりと特集を組んでいた。しかしながら、そのぐらいでは、すぐに風化するのが目に浮かぶ。それが世の常か。だが、それではいけない。まだ、震災の総括、反省も、今後の展望も見えてきていないのだから。また、原発の是非論争も、最近は下火になりつつある。と言っても、私に何かできる訳ではない。
それでも、日本国民の多くが、問題を共有する事が重要だと思う。更に、政府は、問題の総括をしっかりして、将来に備えなければならない。
3.11の震災では、我が国の知識人から、日本政府、自治体等の危機管理システムに対する疑義が生じていたように思うが、一体、どうなったのだろう。
また、事件に対する問題意識の風化の早さは、自然災害に対するもののみならず、日本社会の傾向、特徴なのだろうか・・・。
私は、東日本大震災のような未曾有の災害の場合、震災の日を何らかの記念日にして、そのすべてを忘れないようにするのはどうかと、提案したい。
もし、まだ復興がなされていないし、問題が山積しているというのならば、復興の祈念日としたらどうだろうか。そんな事を、3.11を前に考えた。
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東日本復興祈念日?
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