楽しめましたか?~その2
ここで、私が懇意にしているサッカー愛好者の真鍋さんのことをお伝えしたい。
真鍋さんとは、メガロスというスポーツクラブで知り合った。
私はサッカーには門外漢であるが、フリースタイル空手の将来の参考にと、サッカーについて勉強している。また、サッカーに詳しい人に質問をしたりしたりもする。
真鍋さんは、少年時代からサッカーを始め、アルバイトでお金を貯めて、ブラジルまで渡り、コリンチャンスSCでプレーしていたという。
真鍋さんは昭和36年9月3日生まれで、現在もサッカーを楽しんでいるという。真鍋さんは実際の年齢よりかなり若く見える。そして、ジムでは熱心にウエイトトレーニングを行っている。
私がぶつけた、サッカーについての質問に答える時、彼は少年のようにキラキラしている。また、真鍋さんは本当にサッカーが好きなんだなと伝わって来る。
私は、フリースタイル空手のワールド(世界観)を作るため、私は真鍋さんに取材風に質問をぶつけた。その内容を紹介したい(この内容はノートにメモを取ってあった)。
増田「真鍋さんにとってサッカーとは?」
真鍋「楽しくてたまらない遊び」
増田「サッカーの本質とは?」
真鍋「いかに美しくゴールをきめるか」
増田「美しいゴールとは?」
真鍋「満足できるゴールへのプロセスを踏めるかどうか、満足できれば美しい」
増田「美しくないものとは?」
真鍋「遊び心がないもの」
増田「遊び心とはなんですか?」
真鍋「最初にボールを蹴ったときの楽しさが入っているかどうか」
増田「それはどういうことですか、もう少し詳しく教えて下さい」
真鍋「高校生のころ、勝ち負けに拘っていた」「そんな感じではなく、もっと純粋な楽しさのことです」「僕はブラジルに行ったときにそれを感じたんです」
真鍋さんとのやり取りは以上だが、私には非常に参考になった。
そして、真鍋さんのことが以前にも増して好きになった。
私は真鍋さんの考えに共感した。私も空手において、そのような感覚を生み出せるようにしたいと、ずっと考えてきた。
(続く)
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楽しめましたか?〜その2
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