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Channel: 増田 章の「身体で考える」〜身体を拓き 心を高める
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2月23日のFK大会選手の皆さんへ

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 本日、東京は記録的な大雪に見舞われました。私の住む東京の郊外(駅から20分程離れています)では、車で移動することも大変でした。
下手をしたら、帰宅困難な状況だったと思います。

 実際、家の付近で車が前に進まなくなりました。幸い、車の往来がなく、自宅付近だったので、家に戻り、スコップを持ち出すことができました。しかし、車がきたら面倒なことになるので、4倍速(笑い)で雪かきをし、車を動かしました。普段、鍛えているはずなのですが、明日は筋肉痛かもしれません(私も50歳代ですから・・・笑い)。
 

 くだらないことを書く前に、大事なことをお伝えしたいと思います。
来る2月23日に開催される、第2回フリースタイルカラテ・チャンピオンシップ東京オープンの組み合わせを発表いたします。
 
 本大会には、前回に続き2連覇を目指す、マスター・ジャパン所属の菅原和政選手、初優勝を目指す、龍道場所属の元キックボクシングチャンピオンの青木亮選手、元USA大山カラテのチャンピオンの中川賢一郎選手等が参戦します。その他、総合格闘技、芦原カラテ、テコンドー、柔道などなど、様々な格闘技、武術、カラテ流派をバックボーンとする選手が参戦します。プロの興行とは趣は異なりますが、多士済々な選手の参集により、面白くなりそうです。
 

 また、ルールの修正をいたしました。僅かな修正です。しかしその修正によって、フリースタイルカラテが選手のみならず、観客により分かり易くなるはずです。これから試合当日まで、より多くの皆さんが試合を観に来て下さるよう、ぎりぎりまで努力します

 少々脱線しますと、2月という時期は選手の募集を含め、すべての面で時期が良くないと回りから言われました。確かに今回の大会は、諸事情が重なり、前回以上に大変です。しかし今回もいろんな人に助けられ支えられています。そのことに気付かされたことは、第2回大会の開催に勝るとも劣らない収穫です。

本日も、大会パンフレットに盛り込む私の空手理論(実際は初心者用のカラテの基本レッスンで、そんな大袈裟なものではありませんが・・・・)のページのための写真撮影と打ち合わせを行ないました。

 本日のような大雪で大変な日、長い付き合いの熊さん(イー・ファイトの熊久保さん)週末は他の格闘技のビックイベントの取材で、大変多忙なはずです。
 

 私は、参加選手も含め、大会スポンサー、自分の道場生、家族、友人、多くの方々に支えられています。本当に感謝しています。しかし私の妹なら、「お兄ちゃんは口ばっかり」と言うかもしれません(実は最近、三重の川瀬先生にご挨拶に伺った時、田舎に立ち寄りました)。そんな保守的で口の悪い私の妹ですが、私を駅まで迎えにきてくれたり、街まで私を送ってくれたりします。

 彼女が車で私を送ってあげると言ってくれた時、私が「本当にありがとう。お前はやさしいな」と御礼を述べると。先述のようなことを述べたのです。

 また「口で上手いこと言うのにはだまされないよ~(笑い)」というようなことも言っていました。私は「それで良い」「簡単に人を信用するな」「特に男には気をつけろ」と出戻りの妹には伝えました(笑い)。本当に妹が心配だからです。人に騙されないか・・・。

 その時、そんな妹が良いことを教えてくれました。それを端的に言えば、「僕はカラテに生涯を賭ける」そう言えば、お兄ちゃんを信用するというようなことです。
 

 これは端的に言えばということです(様々な言葉、思いのキャッチボールの中での話です)。ですが、私は「なるほど」と思いました。そして、二日間程、あまり睡眠をとれない中、「心の声に従って良かった」と思いました。ここで言う心の声とは、「墓参りがしたい」ということです。

 ここ数週間、息つく暇もないぐらい動き回りながらも、様々なことを考え続けています。そのような中、思っていることは、これまで支えてくれた人に対する恩返しは、「カラテの夢を追い続けること」ではないかということです。

 現在の私は、大会を主催したり、選手を指導したりする裏方ですが、選手として、一人で追う夢ではなく、みんなで夢を追いたいと思っています。そんなカラテなら、みんなで追いかれられる、そんなカラテの夢ならば、死ぬまで全力で追い続けられるような気がします。

 最後になりますが、選手の皆さんとは、末永く格闘技を愛する仲間として、お付き合いできるよう祈念しております。また大会までもう少しですが、健闘をお祈りいたします。



2月23日大会組み合わせ




《お詫び》

 今回、一般・無差別級とシニア・中量級が人数に満たなかったため、実施しないこととなりました。ご応募して下さった選手の方々には、大変申し訳なく思っております。
 今後は、大会時期の検討を含め、フリースタイルカラテ競技の普及に一層の努力をして参ります。何卒、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。




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