製作中の修練の手引きの2014年版・稽古カリキュラムのページの草稿です。
黒帯、指導員の皆さん、確認しておいて下さい。
次回の指導者講習で詳しく説明をいたします。
増田 章
稽古カリキュラムについて
~ココロとカラダを強くするカラテ~
「健康」「護身」「徳育」「スポーツ」
IBMA極真会館増田道場は「健康」「護身」「徳育」「スポーツ」等のキーワードを基に稽古体系が組まれています。
稽古の効果と目標は以下の通りです。
《健康》
▶空手の伝統技の稽古は、全身をバランス良く動かし、健康のために役立ちます。
▶また、キックミットを使った組手技の稽古は、適度な運動量で、筋力や心肺機能を程よく鍛えます。
※稽古は、いきなりハードなことは行ないません。体力のない方も充分に行なえる程度から始まります。
《護身》
▶さらに増田道場独自の組手型の稽古は、護身のための技が含まれており、いざという時の心構えの養成に効果があると思います。
※組手型や伝統型等の難しい稽古は、基本をある程度習得した道場生を対象とするものです。尚、それらの稽古は主に、定期的に実施する、講習会や特別稽古の中で行ないます。
▶空手の稽古は難しいものもあります。しかしながら、増田道場の稽古法は、独自の組手技・修練法を通じ、安全に組手稽古(相手と技を出し合う稽古)を行なえるように考えております。
※他者と相対して行なう組手稽古は、自分の心身、技のレベルを知る、良い手段であり、ある種、他者とのコミュニケーションでもあります。
※尚、本道場では、組手稽古を真剣に行なうのみならず、楽しみながら行ないます。
《徳育》
▶また本道場は、武士道にも包含される、「仁・義・礼・智・信」などの日本古来の徳目を継承したいと考えています。ゆえに本道場は、武技(空手技)を磨くのみならず、仲間と共に人格を磨き、人間性を高める場です。
▶我々は、空手道の修練を、自己の可能性を拓き、心を磨き高めるのみならず、他者と共に、より良い社会を創る一助としたいと考えています。
《スポーツ》
▶さらに我々はNPO法人国際武道人育英会(IBMA)を通じ、「フリースタイルカラテ」という新しい武道スポーツの普及を行なっています。
このフリースタイルカラテとは、危険を伴う格闘技を、安全を担保し、公平なルールを創出することで、「世界中の誰もが楽しめる武道スポーツを、みんなで創る」ということを目標としています。
それでは、厳しい稽古もあるかもしれませんが、共に空手武道を楽しんでいきましょう!
《稽古の流れ》
◎一般稽古は以下のような流れで行なわれます。
準備体操
↓
基本稽古
(伝統基本/組手技基本/基本移動)
↓
打ち込み稽古
↓
組手稽古
↓
型稽古
↓
鍛錬稽古
(少しだけ)
整理運動
●稽古参加の仕方について(道場作法)
稽古時間には、原則、遅刻しないで参加して下さい。
※講習会や特別稽古へは、遅刻参加はできません。
但し、一般稽古(通常の稽古)は、事情があれば、途中参加も構いません。
その場合、
①先ず更衣室で道着に着替え、道場に入り、指導員に見える位置で正面を背にして正座してください。
②1分ぐらいして、指導員からの「入って下さい」等の呼びかけがあってから参加して下さい。
③その際、「押忍、失礼します」と言ってから、稽古に合流して下さい。
※その他の詳細は、道場生の心得の章をご覧下さい。
2014/6/9修正しました。
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「護身」「健康」「徳育」「スポーツ」
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